顧客別の購入履歴(POS連携)
顧客管理の顧客詳細画面では、お客様ごとの レシート単位の購入履歴 を確認できます。スマレジ・Square などの連携 POS から発行されたレシートが、会員番号をもとに自動でひも付けられ、「このお客様がいつ・どの店舗で・いくら購入したか」を一覧で把握できます。
本記事では、購入履歴の見方、表示される条件、紙レシートとの違い、プライバシーの考え方、API 経由でのアクセスをご案内します。
購入履歴の表示場所
「顧客管理」で対象のお客様を開くと、顧客詳細画面の「購入履歴」欄に、そのお客様のレシートが 新しい順に最大30件 表示されます。各レシートには以下が表示されます。
- 日時(日本時間)
- 店舗
- レシート番号(POS が発行したもの)
- 金額
日時をクリックすると、そのレシートの明細を開けます。リンクが表示されるのは、取引を閲覧できるメンバー(オーナー、OperationsManager、POSManager、FinanceManager)だけです。それ以外のメンバーには日時が文字として表示されます。
会員番号が登録されていないお客様では、「会員番号がないため、購入履歴を表示できません。」と表示されます。売上は会員番号でお客様にひも付けているためです。
履歴に表示される条件
すべての購入が自動で履歴に載るわけではありません。お客様の購入履歴に レシートが反映される条件 は以下のとおりです。
- POS(スマレジ・Square など)から発行されたレシートであること
- そのレシートが、当該お客様に高い精度でひも付いたこと — POS の顧客IDが レシートローラーの会員番号・連絡先と確実に一致した場合に限ります
- レシートローラーで POS-CRM 連携機能を有効化した後の購入であること(過去の購入の遡及反映は別途バックフィル作業が必要です)
紙レシートをスキャンしたものは表示されません
お客様が紙のレシートをアプリでスキャンしただけのレシートは、このお客様の購入履歴には表示されません。これはバグではなく意図的な設計です。
紙レシートは、お客様自身がご自身のレシート管理のために登録したもので、その購入がお店からの売上に紐づくとは限らないためです(他店で買ったレシートをまとめてスキャンしているケースもあります)。お客様のプライバシーを守る観点からも、店舗様には表示されません。
店舗様が「お店で売れた商品の購入履歴」として確実に把握できるのは、POS が発行したレシートのみです。
会員特定の仕組み
POSが発行したレシートを顧客管理のお客様にひも付けるには、以下のいずれかの方法でお客様が特定される必要があります(優先順位順)。
- POS が顧客 ID を取引に紐付けて発行 — お客様がレジで会員証を提示した場合など。最も確実な方法です
- POSが提供する会員コード / ロイヤルティ番号がレシートローラーの会員番号と一致 — POS 側で発番したコードがそのまま使えるパターン
- レシートローラーの会員バーコードを POS で読み取り — Wallet 会員証のバーコードを POS が読み取った場合
これらいずれの方法でも特定できなかったレシートは、特定のお客様にはひも付かず、店舗の月次集計には含まれますが、お客様の購入履歴には表示されません。
複数店舗運営の場合
複数店舗を運営している場合、購入履歴には ビジネスアカウント内のすべての店舗での購入 がまとめて新しい順に表示されます。店舗名が並んで表示されるため、お客様がどの店舗をよく利用されているかを把握できます。顧客詳細画面には店舗の絞り込みはありません。
顧客詳細画面の集計
顧客詳細画面の上部には、次の数値が表示されます。
- 来店回数
- 累計購入金額
- 予約数
- 今後の予約
- 出席率(予約の実績がある場合のみ)
- 無断キャンセル
来店回数と累計購入金額は、お客様に確実にひも付いた POS のレシートから集計されます。紙レシートのスキャンは含まれません。購入履歴の下には、予約の日時・店舗・人数・状態などを並べた「予約履歴」も表示されます。
セグメントへの活用
来店回数・累計購入金額・最終来店日は、顧客セグメントの条件として使えます。
- 累計購入金額(円)が 100000 以上のロイヤル顧客
- 最終来店からの日数が 30 以上の休眠顧客
- 来店回数が 5 以上、かつ所属店舗が特定の店舗の常連顧客
セグメントの作り方は別記事「顧客セグメント」をご覧ください。
API 経由でのアクセス
外部システムから購入履歴を取得することもできます。
GET /api/v1/store/customers/{id}/purchases?storeId={storeId}&take=50
- id:顧客 ID または会員番号
- storeId(任意):特定の店舗の購入のみに絞り込む。省略するとお客様の所属店舗をまとめて返します
- take(任意):取得件数の上限。既定 50、最大 200
レシートは新しい順に返却され、各レシートには、レシート ID・店舗 ID・店舗名・合計金額・取引日時・レシート番号・マスター参照(StoreReceiptRef)が含まれます。詳細は別記事「APIリファレンスの参照」をご覧ください。
プライバシーの考え方
レシートローラーは、お客様のレシートを以下の原則で扱います。
- 店舗が発行したレシート:店舗様とお客様の双方が確認できます。顧客詳細画面の購入履歴に表示されます
- お客様が紙レシートをスキャンしたもの:お客様のみが確認できます。店舗様には表示されません。他店のレシートをスキャンしている可能性もあるため、特定店舗の購入として扱いません
このルールにより、店舗様は「お店で売れた」確実なデータだけを業務に活用でき、お客様のプライバシーは保たれます。
注意事項
- 本機能が有効化される前の過去のレシートは、自動では履歴に反映されません。過去データのバックフィルが必要な場合はサポートチームまでご連絡ください
- POSと会員特定が成立しなかったレシートは履歴に表示されないため、「お店で買ったはずなのに履歴に出ない」とお客様から問い合わせがあった場合は、POS の会員紐付けが正しく行われたかをご確認ください
- 顧客詳細画面に表示されるのは直近30件です。それより前のレシートが必要な場合は API をお使いください
関連ヘルプ
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顧客セグメント来店回数・累計購入金額・最終来店からの日数・ランク・タグ・都道府県・所属店舗の条件でお客様をまとめ、セグメントとして保存できます。作ったセグメントはプッシュ通知の配信先に選べます。
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顧客データ管理顧客プロフィール・来店履歴・購買実績を一元管理できます。検索・タグ付け・メモ機能で、スタッフ全員が顧客情報をすぐに確認できます。
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スマレジ・Square の売上とお客様の紐づけスマレジ・Square の売上がレシートローラーのお客様と紐づく仕組みをご案内します。会員・顧客情報は POS と同期されません。紐づいた売上は購入履歴や来店回数に反映されます。