顧客別の購入履歴(POS連携)

CRM 購入履歴 POS連携 顧客分析 レシート 会員番号 プライバシー

CRM の顧客詳細画面から、お客様ごとの レシート単位の購入履歴 を確認できます。スマレジ・Square などの連携 POS から発行されたレシートが、会員番号やお客様のプロフィールに基づいて自動でひも付けられ、店舗様は「このお客様がいつ・どの店舗で・いくら購入したか」を一覧で把握できます。

本記事では、購入履歴の見方、表示される条件、紙レシートとの違い、プライバシーの考え方、API 経由でのアクセスをご案内します。

購入履歴の表示場所

店舗管理画面 →「CRM」→ 対象お客様の詳細画面を開きます。「購入履歴」タブから、レシート単位の履歴を確認できます。各レシートには以下が表示されます:

  • 取引日時
  • 店舗名(複数店舗運営時)
  • 合計金額
  • レシート番号(POS が発行したもの)
  • レシート詳細へのリンク(クリックで明細を確認)

履歴は 新しい順 に表示されます。表示件数は既定で 50 件、必要に応じて増やせます。

履歴に表示される条件

すべての購入が自動で履歴に載るわけではありません。お客様の購入履歴に レシートが反映される条件 は以下のとおりです。

  • POS(スマレジ・Square など)から発行されたレシートであること
  • そのレシートが、当該お客様に高い精度でひも付いたこと — POS の顧客IDが レシートローラーの会員番号・連絡先と確実に一致した場合に限ります
  • レシートローラーで POS-CRM 連携機能を有効化した後の購入であること(過去の購入の遡及反映は別途バックフィル作業が必要です)

紙レシートをスキャンしたものは表示されません

お客様が紙のレシートをアプリでスキャンしただけのレシートは、このお客様の購入履歴には表示されません。これはバグではなく意図的な設計です。

紙レシートは、お客様自身がご自身のレシート管理のために登録したもので、その購入がお店からの売上に紐づくとは限らないためです(他店で買ったレシートをまとめてスキャンしているケースもあります)。お客様のプライバシーを守る観点からも、店舗様には表示されません。

店舗様が「お店で売れた商品の購入履歴」として確実に把握できるのは、POS が発行したレシートのみです。

会員特定の仕組み

POSが発行したレシートを CRM のお客様にひも付けるには、以下のいずれかの方法でお客様が特定される必要があります(優先順位順)。

  1. POS が顧客 ID を取引に紐付けて発行 — お客様がレジで会員証を提示した場合など。最も確実な方法です
  2. POSが提供する会員コード / ロイヤルティ番号がレシートローラーの会員番号と一致 — POS 側で発番したコードがそのまま使えるパターン
  3. レシートローラーの会員バーコードを POS で読み取り — Wallet 会員証のバーコードを POS が読み取った場合

これらいずれの方法でも特定できなかったレシートは、CRM の特定のお客様にはひも付かず、店舗の月次集計には含まれますが、お客様の購入履歴画面には表示されません。

複数店舗運営の場合

複数店舗を運営している場合、購入履歴には すべての店舗での購入 が表示されます。店舗名で並んで表示されるため、お客様がどの店舗をよく利用されているかを把握できます。

「特定店舗の購入だけを見たい」場合は、購入履歴タブの上部にある「店舗で絞り込み」から店舗を選択できます。

合計金額と平均購入金額

購入履歴画面の上部には、お客様の購入に関する集計情報が表示されます。

  • 累計購入金額:全店舗の購入合計
  • 累計来店回数:レシート単位でカウント
  • 最終来店日
  • 平均購入金額:累計購入金額 ÷ 来店回数

これらの数値は、購入履歴に表示されている確実なレシートのみから集計されます。紙レシートのスキャンは含まれません。

セグメントへの活用

購入履歴のデータは、顧客セグメントの絞り込み条件として活用できます。

  • 累計購入金額 10 万円以上のロイヤル顧客
  • 直近30日に来店なしの休眠顧客
  • 平均購入金額 5,000 円以上の高単価顧客
  • 特定店舗で複数回購入している常連顧客

セグメントの作り方は別記事「配信セグメントの指定」をご覧ください。

API 経由でのアクセス

外部システムから購入履歴を取得することもできます。

GET /api/v1/store/customers/{id}/purchases?storeId={storeId}&take=50
  • id:顧客 ID または会員番号
  • storeId(任意):特定の店舗の購入のみに絞り込む
  • take(任意):取得件数の上限。既定 50、最大 200

返却される各レシートには、レシート ID・店舗 ID・店舗名・合計金額・取引日時・レシート番号・マスター参照(StoreReceiptRef)が含まれます。詳細は別記事「APIリファレンスの参照」をご覧ください。

プライバシーの考え方

レシートローラーは、お客様のレシートを以下の原則で扱います。

  • 店舗が発行したレシート:店舗様とお客様の双方が確認できます。CRM の購入履歴に表示されます
  • お客様が紙レシートをスキャンしたもの:お客様のみが確認できます。店舗様には表示されません。他店のレシートをスキャンしている可能性もあるため、特定店舗の購入として扱いません

このルールにより、店舗様は「お店で売れた」確実なデータだけを業務に活用でき、お客様のプライバシーは保たれます。

注意事項

  • 本機能が有効化される前の過去のレシートは、自動では履歴に反映されません。過去データのバックフィルが必要な場合はサポートチームまでご連絡ください
  • POSと会員特定が成立しなかったレシートは履歴に表示されないため、「お店で買ったはずなのに履歴に出ない」とお客様から問い合わせがあった場合は、POS の会員紐付けが正しく行われたかをご確認ください
  • 大量のレシートを持つお客様(数千件以上)の場合、初回の購入履歴画面の表示に数秒かかる場合があります

関連ヘルプ

公開日: 2026-05-25 更新日: 2026-05-25