店舗別 LINE ミニアプリのエントリーポイント発行
レシートローラーでは、店舗様ごとに 固有の LINE ミニアプリのエントリーポイント URL を発行できます。お客様は LINE 公式アカウントの友だち追加・リッチメニュー・QR コードなど、すでに LINE 上で運用されている接点から、店舗様専用の LINE ミニアプリに直接アクセスできます。アプリのダウンロードもブラウザ切り替えも不要です。
本記事では、店舗別エントリーポイントの仕組み、事前準備、設定手順、お客様の利用フロー、トラブルシューティングをご案内します。
LINE ミニアプリとは
LINE ミニアプリは、LINE アプリ内で動作する小さなアプリ です。お客様は LINE のトーク・リッチメニュー・QR コードから直接ミニアプリを起動でき、ミニアプリ内で会員証の提示・予約・クーポン取得・お知らせの確認などを行えます。
ネイティブアプリ(App Store / Google Play 経由のアプリ)と違い、お客様は 新規にアプリをインストールする必要がありません。日本でユーザー数の多い LINE 経由でリーチできるため、初回来店のお客様にも届けやすいチャネルです。
店舗別エントリーポイントとは
レシートローラーのストアアプリプラットフォームは、すべての店舗様で共通のミニアプリ基盤を使っていますが、エントリーポイント URL は 店舗様ごとに別々 に発行されます。たとえば:
- 店舗A のエントリーポイント:
https://liff.line.me/[liff-id]?store=store-a - 店舗B のエントリーポイント:
https://liff.line.me/[liff-id]?store=store-b
同じミニアプリ基盤を共有しつつ、URL のパラメータで店舗を切り替える設計です。お客様が店舗A のエントリーポイントから入ると、店舗A のロゴ・会員証・メニューが表示されます。店舗様側で別々の LINE 公式アカウントや別々のミニアプリを作る必要はありません。
事前に必要なもの
- 店舗様の LINE 公式アカウント — LINE Business ID(旧 LINE@)で開設されているアカウントが必要です。未開設の場合は LINE Business から無料で開設できます
- LINE Developers アカウント — LINE 公式アカウントの管理権限と紐付いた Developers アカウント
- ストアアプリの Web チャネルが公開済み — 既定の URL で正常に表示されている状態であること
LIFF(LINE Front-end Framework)の役割
LINE ミニアプリの実体は LIFF(LINE Front-end Framework)アプリ です。LIFF は、LINE アプリ内で Web ページを動かす仕組みで、LINE 側で発行された LIFF ID を介して呼び出されます。
レシートローラーがミニアプリのプログラム本体を管理しますが、LIFF ID は店舗様の LINE Developers アカウントで発行いただきます。これにより、ミニアプリと LINE 公式アカウントが正しく紐付き、LINE ログインや友だち追加の機能が連携できます。
設定手順
- LINE Developers で LIFF アプリを作成:LINE Developers コンソールで店舗様のチャネルを開き、「LIFF」タブから「Add」を押します。エンドポイント URL にはレシートローラーが指定する URL を入力します(後述)
- LIFF ID をレシートローラーに登録:店舗管理画面 →「ストアアプリ」→「LINE ミニアプリ」を開き、発行された LIFF ID を入力します
- 店舗別エントリーポイント URL を取得:登録後、店舗管理画面に店舗別の LIFF URL が表示されます。これがお客様への公開用 URL です
- LINE 公式アカウントのリッチメニューに設定:LINE Business マネージャーで、リッチメニューのリンク先に上記の LIFF URL を設定します
- QR コードを生成:店舗管理画面のミニアプリ画面から、LIFF URL の QR コードをダウンロードできます。店頭ポスターやレシートに印刷してご活用ください
お客様の利用フロー
- お客様が店舗の QR コードを LINE で読み取る、またはリッチメニューをタップ
- LINE 内でミニアプリが起動(インストール不要)
- 初回のみ:LINE ログインの許可と、店舗様の LINE 公式アカウントの友だち追加を案内
- 会員登録(氏名・電話など)を行うと、その場で Wallet 会員証への追加リンクが表示されます
- 2回目以降は、LINE 起動 → ミニアプリタップで即座に会員証や予約画面が開きます
店舗様の運用
- リッチメニューに「会員証」「予約」「クーポン」などのボタンを並べる:それぞれが LIFF URL のパラメータ違いで該当画面に直接ジャンプします
- 店頭 QR コード:レジ横・テーブル・入り口に貼ると、来店時にスマホで読み取って即会員登録できます
- レシートに QR を印刷:紙レシートの最下部に LIFF URL の QR を印字すると、購入直後の機運でミニアプリに誘導できます
- LINE 公式アカウントのメッセージから誘導:「本日のおすすめ」「キャンペーン」などのメッセージにミニアプリへのリンクを差し込めます
複数店舗運営の場合
店舗様が複数の店舗を運営している場合、エントリーポイント URL は店舗ごとに別々に発行されます。それぞれの店舗の QR コードを店頭に掲示すると、お客様はその店舗の会員証・予約・キャンペーン情報にアクセスします。
1つの LINE 公式アカウントから複数店舗への誘導も可能です。リッチメニューに「店舗A」「店舗B」のボタンを並べ、それぞれが異なるエントリーポイントを指す構成です。
LINE ログインとお客様の認証
ミニアプリ起動時、お客様は LINE ログイン経由でレシートローラーにサインインします。これにより:
- 会員番号・連絡先などの会員情報の入力が、LINE プロフィールから自動で埋まります
- 店舗様の LINE 公式アカウントの友だち追加が、ミニアプリ利用と同時に提案されます
- 店舗様は LINE 通知を、このお客様の LINE トークに直接送れるようになります
LINE ログインは LINE 側のセキュリティ基盤を使うため、レシートローラー独自のパスワード入力は不要です。
トラブルシューティング
- LIFF URL を開いても起動しない:LIFF ID の登録が正しいか、LIFF アプリのエンドポイント URL がレシートローラー指定の URL と一致しているかをご確認ください
- 「無効な LIFF ID」と表示される:LINE Developers コンソール側で LIFF アプリが「公開」状態になっているかをご確認ください
- LINE 公式アカウントの友だち追加が表示されない:LINE Developers の「リンクしたボット」設定で、ミニアプリと公式アカウントが正しく紐付いているかをご確認ください
- 店舗別エントリーポイントの URL を間違えて配布した:管理画面の「LINE ミニアプリ」画面から正しい URL を再取得して、リッチメニュー・QR コードを更新してください
- QR コードが読み取れない:印刷時にサイズが小さすぎる可能性があります。実寸 5cm 角以上を推奨します。また、用紙の反射や折れも読み取り精度に影響します
注意事項
- LINE 公式アカウントの月間配信通数には LINE 側のプランによる上限があります。ミニアプリ利用自体には影響しませんが、LINE 通知を送る際にご注意ください
- LIFF アプリのエンドポイント URL を変更すると、お客様の認証が一時的に切れる場合があります。やむを得ない場合のみ変更してください
- LINE ミニアプリは LINE 内でのみ動作します。LINE アプリがインストールされていないお客様には、レシートローラーの Web チャネルへの誘導が代替となります
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