アプリ・LINE・メールの統合配信
レシートローラーのプッシュ通知配信スタックは、アプリ通知(iOS / Android)・LINE 通知・メール通知 をひとつの管理画面から統合管理できる仕組みです。お客様ごとに最適なチャネルが自動で選ばれて配信されるため、店舗様が「Aさんはアプリ・Bさんは LINE・Cさんはメール」と振り分ける必要はありません。
本記事では、各チャネルの特徴、お客様ごとの配信先の決まり方、配信方法、配信レポート、効果的な使い方のガイドラインをご案内します。
3つのチャネル
アプリ通知(プッシュ通知)
iOS / Android のネイティブアプリをインストールしているお客様に、ロック画面へ直接通知を表示します。
- 到達速度:即時(通常数秒以内)
- 到達率:高い(OS の標準機能で配信)
- 制限:ネイティブアプリのインストールと通知許可が前提です
- 裏側の技術:iOS は APNs(Apple Push Notification service)、Android は FCM(Firebase Cloud Messaging)を使用します
LINE 通知
店舗様の LINE 公式アカウントの友だちに、LINE のトーク経由で通知を送ります。
- 到達速度:即時
- 到達率:非常に高い(日本では LINE のアクティブ率が高いため、メールよりも開封されやすい傾向)
- 制限:店舗様の LINE 公式アカウントとの友だち追加が前提です。LINE 側の月間配信通数の上限(プランによる)にも従います
メール通知
会員登録時に登録されたメールアドレスに通知を送ります。
- 到達速度:数秒〜数分
- 到達率:中程度(迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性あり)
- 制限:メールアドレスの登録と受信許可が前提です。長文のコンテンツ・添付画像にも対応します
お客様ごとの配信先の決まり方
店舗様が通知を1つ作成すると、レシートローラーは お客様ごとに優先順位の高いチャネルを自動で選んで配信 します。優先順位は次のとおりです(上から順に試して、利用できる最初のチャネルが選ばれます)。
- アプリ通知 — ネイティブアプリをインストールし、通知許可をしているお客様に最優先で配信
- LINE 通知 — アプリ未インストールで、LINE 公式アカウントの友だちになっているお客様
- メール通知 — どちらも該当しないが、メールアドレスが登録されているお客様
同じお客様に対して複数のチャネルから重複して通知が届くことはありません(店舗様が明示的に「全チャネルに送る」設定を選んだ場合を除く)。
優先順位は、店舗管理画面の「通知設定」から変更できます。たとえば「LINE をアプリより優先」「アプリ → メールのみ(LINE をスキップ)」といったカスタマイズも可能です。
通知の種類
- 一斉配信:店舗様がメッセージを作成して、ターゲットセグメントに対して一括で送ります。キャンペーン告知・新メニュー案内・臨時休業のお知らせなど
- トリガー配信:特定のイベントを起点に自動で配信されます。たとえば「会員登録完了時の歓迎メッセージ」「来店から30日後のフォローアップ」「予約日前日のリマインダー」など
- ロケーション通知:Wallet 会員証に設定した地点に近づいた際に表示されます(別記事「ロケーション通知の設定」をご覧ください)
配信セグメントを指定する
通知の宛先は、CRM の顧客セグメントを使って絞り込めます。よく使われる絞り込み方:
- 会員ランク別:ゴールド会員のみに先行案内
- 来店履歴別:直近30日来店なしのお客様に呼びかけ
- 誕生月別:誕生月のお客様にお祝いクーポン
- 店舗別:複数店舗運営時に、特定店舗のお客様だけに通知
- 登録経路別:QR から登録したお客様、LINE から登録したお客様で分ける
セグメントの作り方は別記事「顧客セグメント」をご覧ください。
配信を作成する手順
- 店舗管理画面 →「通知」→「新規配信」を開きます
- 通知の種類(一斉配信/トリガー配信)を選びます
- タイトルと本文を入力します。チャネルごとに自動で最適化されます(アプリ通知は短文・メールは長文OK)
- 必要に応じてリンク URL・画像を追加します
- 配信セグメントを選択します(既存セグメントから選ぶ、または新規作成)
- 配信日時を指定します(即時配信または予約配信)
- プレビューで各チャネル(アプリ/LINE/メール)の見え方を確認します
- 「配信を開始」を押すと、お客様ごとに最適なチャネルで自動配信されます
配信レポート
配信後は、店舗管理画面の「通知」→「配信履歴」で結果を確認できます。各配信について以下が記録されます:
- 配信数:チャネルごとの送信件数(アプリ・LINE・メール)
- 到達率:配信先に届いた件数の割合
- 開封率:通知をタップして開いた件数の割合
- クリック率:通知内のリンクをクリックした件数の割合
- 失敗件数:配信に失敗した件数と理由(無効なトークン・友だち解除・メール拒否など)
配信のガイドライン
- 頻度に注意:1日に何度も通知を送ると、お客様の通知許可が解除される(ミュート・友だちブロック)原因になります。週1〜2回程度が目安です
- 具体的なベネフィットを伝える:「お知らせ」「キャンペーン中」だけでは開封率が低くなります。「本日18時まで20%OFF」「数量限定の新商品入荷」など、具体的な情報を含めます
- 送信時間帯を選ぶ:飲食店なら昼食前(11:30頃)や夕食前(17:30頃)、小売店なら週末の朝など、お客様が利用しやすい時間に送ると効果的です
- セグメントを絞る:全員に送るより、関心の高そうなセグメントに絞った方が、開封率もコンバージョン率も高くなります
- A/B テスト:同じキャンペーンでもタイトルや時間帯を変えて、効果の良いパターンを探すことをおすすめします
お客様側の通知許可
各チャネルでお客様が通知を受け取るには、以下の許可が必要です:
- アプリ通知:ネイティブアプリの初回起動時に表示される「通知を許可しますか?」で「許可」を選択。あとから設定で変更可能
- LINE 通知:店舗様の LINE 公式アカウントを友だち追加。ブロックされていないこと
- メール通知:会員登録時に有効なメールアドレスを登録。配信停止リンクから停止された場合は配信されません
注意事項
- LINE の月間配信通数には LINE 側のプランによる上限があります。店舗様の LINE 公式アカウントのプランをご確認ください
- メール通知の到達率はメールサーバーの状況により変動します。バウンス率が上昇すると、レシートローラー側で自動的に配信を抑制する場合があります
- 通知の本文が長すぎる場合、アプリ通知では省略され、LINE では分割されて表示されます。各チャネルでの見え方をプレビューでご確認ください
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