スマレジスタッフデータとレシートローラースタッフデータのマッピング
スマレジ
スタッフ
POS連携
データマッピング
スマレジのスタッフマスタは、レシートローラー連携後、レシートローラーのスタッフデータ(StaffDto) に自動的に変換されて取り込まれます。本記事では、フィールド単位の対応関係と、スマレジ固有のクセをまとめます。
同期の使い方はスタッフ画面の右上メニューから「スマレジと同期」をクリックします。詳細はスマレジの POS 連携設定をご覧ください。
フィールド対応表
スマレジ /pos/staffs |
レシートローラー(StaffDto) |
備考 |
|---|---|---|
staffId | SmaregiStaffId | スマレジ内部 ID。再同期時の照合キー。 |
staffCode | EmployeeNumber | 社員番号として保存。 |
staffName | LastName + FirstName + DisplayName | 空白で姓・名に分割(「下田 昌平」→ LastName=下田 / FirstName=昌平)。空白が無い場合は LastName に全文、FirstName は空。DisplayName には元の文字列をそのまま保存。 |
email | Email | 空のときは RR 側の既存値を保持。 |
displayFlag | IsActive | "0"(非表示)は同期対象外。"1" は IsActive = true。 |
取り込まれない項目
スマレジ /pos/staffs エンドポイントの仕様上、以下の RR 側フィールドには対応するデータが存在しません。RR 側で別途登録してください。再同期で上書きされることはありません。
- 電話番号(
Phone) - 生年月日(
DateOfBirth) - 入社日(
HireDate) - 雇用形態(
EmploymentType)— 正社員・パート・契約など - 時給(
HourlyRate) - 住所・緊急連絡先
- 役職名(
Position)— スマレジはroleIdを返しますが、役職名の解決には別エンドポイントが必要なため、現バージョンでは未対応 - 所属店舗(
AssignedStoreIds)— スマレジ /pos/staffs は店舗アサインを返さない - カナ氏名(
LastNameKana/FirstNameKana)— StaffDto に該当フィールドが無いため。staffNameKanaは将来追加時に活用予定
マッチングと新規登録
スマレジからスタッフが取り込まれる際、既存スタッフとの照合は SmaregiStaffId の完全一致のみで行われます。一致しなければ新規スタッフとして登録されます。氏名や社員番号での自動マージは行いません。
同期のタイミング
- スマレジ → RR:スタッフ画面右上メニューの「スマレジと同期」ボタンで手動実行。
/pos/staffsから全スタッフを取得し、SmaregiStaffIdで照合して新規追加・更新します。 - 再同期時の挙動:既存スタッフ(同じ
SmaregiStaffId)はEmployeeNumber/LastName/FirstName/DisplayName/Email/IsActiveが上書きされます。RR 側で追加したHourlyRate/HireDate/EmploymentType/Position/AssignedStoreIds/ 緊急連絡先などは保持されます。 - RR → スマレジ:現バージョンでは未対応。RR 側で登録したスタッフはスマレジには自動反映されません。
取引データの担当者解決
スタッフマスタを同期しておくと、取引データ(PosTransactionDto)に含まれる staffId から RR スタッフレコードを自動解決できるようになります。これにより、レシート表示・売上担当者集計が「スマレジ内部 ID」ではなく「RR で登録した社員名」で表示されるようになります。
スタッフマスタを同期していない場合は、取引データに含まれる staffName(スマレジ側で表示されている氏名)がそのまま使われます。
注意点
- スマレジ側でスタッフを物理削除すると、その
SmaregiStaffIdによる照合が効かなくなります。スマレジではdisplayFlagによる非表示化を推奨します。 - RR 側で
IsActive = false(退職扱い)にしても、過去取引の担当者解決は引き続き機能します。退職スタッフのレコードは削除せず残してください。 - 姓・名の自動分割は「最初の空白で 2 つに区切る」シンプルな処理です。複合姓や 3 単語以上の名前は意図しない分割になる可能性があります。同期後に RR 側で個別に修正できます。
- 1 人のスタッフが複数店舗を担当する場合は、同期後に RR 側で
AssignedStoreIdsに複数店舗を設定してください。
関連ガイド
- StaffDto リファレンス(開発者向け)— 正規モデルの全フィールド仕様
- スマレジ Platform API: GET /pos/staffs(外部 — 公式リファレンス)
- スマレジ取引データのマッピング
- スマレジ会員データのマッピング
- スマレジ商品データのマッピング
- スマレジの POS 連携設定
公開日: 2026-05-29
更新日: 2026-05-29
関連記事
-
スマレジ商品データとレシートローラー商品データのマッピングスマレジの商品マスタがレシートローラーの商品マスタ(ProductDto)にどう変換されるかをフィールド単位で説明します。商品コード・商品名・カテゴリ・価格・原価・税率の対応関係と、Smaregi 固有の挙動をまとめています。
-
スマレジ取引データとレシートローラー取引データのマッピングスマレジ Platform API から取得した取引データを、レシートローラーの取引データモデルにマッピングする仕組みの技術解説です。フィールド単位の対応表、ステータスコードの変換、支払い方法の正規化、明細・顧客・スタッフ情報の解決、タイムゾーンと冪等性の扱い、出典(Source)の区別など、内部仕様を理解したい開発者・運用担当者向けに整理しています。
-
スマレジ・Square との会員情報双方向同期レシートローラーの会員情報は、連携している POS(スマレジ・Square など)と双方向で同期されます。本記事では、双方向同期の仕組み、同期される項目、同期のタイミング、競合時の優先順位、対応 POS、設定方法、トラブルシューティングをご案内します。
-
スマレジ連携 — 全体像と始め方スマレジとレシートローラーの連携の全体像、必要なもの、3 ステップの概要、次に読むべき詳細記事をまとめた最初の 1 枚です。
-
スマレジ会員データとレシートローラー顧客データのマッピングスマレジの会員マスタがレシートローラーの顧客データ(CrmCustomerDto)にどう変換されるかをフィールド単位で説明します。会員番号・氏名・連絡先・住所・誕生日の対応関係、電話番号の優先順位、Webhook 経由の同期タイミングまでまとめています。