スマレジ商品データとレシートローラー商品データのマッピング
スマレジ
商品
POS連携
データマッピング
スマレジの商品マスタは、レシートローラー連携後、レシートローラーの商品マスタ(ProductDto) に自動的に変換されて取り込まれます。本記事では、フィールド単位の対応関係と、スマレジ固有のクセをまとめます。
同期の使い方は商品管理画面の「スマレジから同期」ボタンから手動で実行します。詳細はスマレジの POS 連携設定をご覧ください。
フィールド対応表
スマレジ /pos/products |
レシートローラー(ProductDto) |
備考 |
|---|---|---|
productId | SmaregiProductId | スマレジ内部 ID。再同期時の照合キー。 |
productCode | SKU | スマレジの商品コード(店舗運営者が普段使う番号)。 |
productName | ProductName | 商品名(最大 85 文字)。 |
description | Description | 商品説明(空のときは更新しない)。 |
categoryId | Category | /pos/categories から categoryName を解決して保存。 |
price | BasePrice | decimal に変換。再同期時は 0 より大きい場合のみ上書き。 |
cost | BaseCostPrice | decimal に変換。空または 0 の場合は RR 側の既存値を保持。 |
displayFlag | — (フィルター) | "0"(端末で非表示)の商品は同期対象外。 |
取り込まれない項目
スマレジの以下のフィールドは、現バージョンでは RR 側に取り込まれません。
- 税率(
taxRate) — スマレジの/pos/productsは税率を返しません。返るのはtaxDivision(0=税込、1=税抜、2=非課税)という税区分のカテゴリ値のみです。実際の税率はスマレジのテナント設定で決まるため、RR 側では新規登録時に既定の 10% を設定し、更新時は既存の税率を維持します。 - JAN コード — スマレジの
/pos/productsエンドポイントに JAN コードフィールドはありません。RR 側で別途登録してください。 - ブランド・仕入先・型番・シリーズなど — スマレジ標準フィールドに対応する概念が無いため。RR 側で別途登録してください。
- 商品画像 — スマレジ側の画像同期は現バージョンでは未対応。
- バリエーション(色違い・サイズ違いの個別商品) — スマレジ側の親子商品構造は、現バージョンでは個別の商品として展開されません。
- 店舗別価格 — スマレジで店舗ごとに異なる価格を設定している場合、現バージョンでは契約全体の基本価格のみが取り込まれます。RR 側で
StorePricesJsonを使って上書きできます。 - RR 固有フィールド(
Brand/Supplier/JanCode/ModelNumber/TaxRateなど)— スマレジ側に対応概念がない・または同期しないフィールドは、再同期で上書きされません。RR 側で手動登録した内容は保持されます。
マッチングと新規登録
スマレジから商品が取り込まれる際、既存商品との照合は SmaregiProductId の完全一致のみで行われます。一致しなければ新規商品として PIM に追加されます。商品名や SKU での自動マージは行いません(同名でも別商品の可能性があるため)。
同期のタイミング
- スマレジ → RR(商品マスタ取り込み):商品管理画面の「スマレジから同期」ボタンで手動実行。スマレジ Platform API(
/pos/products+/pos/categories)から全商品とカテゴリ一覧を取得し、SmaregiProductIdで照合して新規追加・更新します。 - 再同期時の挙動:既存商品(同じ
SmaregiProductId)はProductName/Description/SKU/Category/BasePrice/BaseCostPrice(値がある場合のみ)が上書きされます。RR 側で追加したBrand/Supplier/JanCode/TaxRateなどは保持されます。 - RR → スマレジ:現バージョンでは未対応。RR 側で登録した商品はスマレジには自動反映されません。
注意点
- スマレジ側で商品を物理削除すると、その商品の
SmaregiProductIdによる照合が効かなくなります。スマレジではdisplayFlagによる非表示化を推奨します(非表示商品は同期対象から外れますが、過去取引明細との紐付けは維持されます)。 - 原価(
cost)はスマレジでも任意項目です。スマレジ側で原価が未入力の場合は、RR 側でBaseCostPriceを手動入力する運用が必要です。利益分析を活用するためにも、原価データの整備をご検討ください。 - 税率が 10% 以外(軽減税率 8% など)の商品が混在している場合は、同期後に RR 側で個別に
TaxRateを 0.08 に変更してください。スマレジ側からは税率が来ないため、自動では設定されません。 - 大量商品の初回同期は、API のレートリミットの都合で時間がかかる場合があります。プランの商品数上限を超えた商品はスキップされます。
取引明細経由の商品情報
商品マスタ同期を実行していない場合でも、取引のたびに SmaregiTransactionDetail の productCode / productName / categoryName が取引明細として取り込まれます。これらは取引時点のスナップショットとして保存され、レシート表示と商品別売上集計の基礎データとして機能します。詳細は スマレジ取引データのマッピング をご覧ください。
関連ガイド
- ProductDto リファレンス(開発者向け)— 正規モデルの全フィールド仕様
- スマレジ Platform API: GET /pos/products(外部 — 公式リファレンス)
- スマレジ取引データのマッピング
- スマレジ会員データのマッピング
- スマレジの POS 連携設定
公開日: 2026-05-29
更新日: 2026-05-29
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