スマレジ会員データとレシートローラー顧客データのマッピング

スマレジ 会員 顧客データ POS連携 データマッピング

スマレジの会員マスタは、レシートローラー連携後、レシートローラーの顧客データ(CrmCustomerDto に自動的に変換されて取り込まれます。本記事では、フィールド単位の対応関係と、スマレジ固有のクセをまとめます。

会員情報の双方向同期そのものの仕組み(タイミング・競合時の優先順位・トラブルシューティング)は スマレジ・Square との会員情報双方向同期 をご覧ください。本記事はあくまでも「どのフィールドが対応するか」に焦点を当てた技術ドキュメントです。

フィールド対応表

スマレジ(SmaregiCustomer レシートローラー(CrmCustomerDto 備考
customerId— (PosCustomerLink に保持)スマレジ内部 ID。RR 側では Customer ではなく、リンクテーブル PosCustomerLinkEntityvendorIdentifier に保存。
customerCodeMembershipCodeスマレジの会員コード(店舗運営者が普段使う番号)。RR の会員番号として直接採用。
lastName / firstNameLastName / FirstNameそのまま転記。カナフィールドはスマレジ標準には無いため、LastNameKana / FirstNameKana は空。
mailEmail小文字化・前後空白除去で正規化して保存。
mobileNumber または phoneNumberPhone携帯番号(mobileNumber)を優先。空の場合は phoneNumber を採用。E.164 形式(+819012345678)に正規化。

取り込まれない項目

スマレジ標準の会員フィールドのうち、現バージョンでは以下の項目は RR 側に取り込まれません。

  • 住所PostalCode / Prefecture / City / Address1 / Address2) — スマレジ標準フィールドに住所が含まれていないため。RR 側で別途登録するか、空のままになります。
  • 誕生日DateOfBirth) — スマレジ Platform API の標準会員レスポンスには含まれていません。RR アプリ側で本人が登録した場合のみ保持されます。
  • 性別Gender) — 同上。
  • カナ氏名LastNameKana / FirstNameKana) — スマレジの標準フィールドに無いため空。

マッチングと新規登録

スマレジから新しい会員情報が届くと、RR 側で既存顧客との同一人物判定が以下の順で行われます。

  1. MembershipCode(スマレジの customerCode と完全一致)
  2. Email(小文字・前後空白除去後の完全一致)
  3. Phone(E.164 正規化後の完全一致)

いずれもマッチしなければ、新規顧客として CRM に追加されます。マッチした場合は既存顧客の情報が更新されます(フィールド単位の last-write-wins)。

同期のタイミング

  • 会員登録・更新(スマレジ → RR):スマレジの Webhook で数秒以内に CRM に反映。
  • 定期バックアップ:Webhook が届かなかった場合に備え、1 時間ごとに会員マスタの差分を取得。
  • RR → スマレジ:アプリで顧客が会員登録・情報更新を行った瞬間に、スマレジへの登録ジョブがキューに追加。通常数秒〜数分以内に反映。

注意点

  • スマレジ側で会員データを物理削除すると、RR 側でのマッチングが効かなくなります。スマレジでは論理削除(無効化)を推奨します。
  • スマレジ側の customerCode を後から変更すると、RR 側の MembershipCode マッチングが切れて新規顧客として扱われる可能性があります。コード変更時はメールアドレスや電話番号でマッチするよう、両項目を維持してください。
  • カナ氏名・住所・誕生日など RR 側にしかないフィールドは、スマレジへ書き戻されません。スマレジ側のフィールド構成に合わせています。

関連ガイド

公開日: 2026-05-29 更新日: 2026-05-29
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