Webhookの登録方法
Webhook
登録
エンドポイント
イベント購読
この記事の対象
レシートローラーのWebhookを使うアプリの開発者向けです。開発者ポータルからWebhookエンドポイントを登録し、テスト配信で疎通確認するまでの手順を説明します。
レシートローラーのWebhookを使うアプリの開発者向けです。開発者ポータルからWebhookエンドポイントを登録し、テスト配信で疎通確認するまでの手順を説明します。
Webhookを受け取るには、開発者ポータルでアプリに対して「Webhookエンドポイント」を登録します。エンドポイントとは、レシートローラーがイベント発生時にPOSTを送る先のURLのことです。1つのアプリに対して複数のエンドポイントを登録できるので、用途や環境ごとに分けて運用できます。
前提
- 開発者ポータルでアプリが登録済みであること(アプリを新規作成する)
- 受信用のサーバーとHTTPS URLが用意できていること
- 受信側で署名検証用のシークレットを安全に保管できること
登録手順
ステップ1:アプリの「Webhook」タブを開く
開発者ポータル → アプリ一覧 → 対象アプリを開く → 上部タブの「Webhook」をクリックします。
ステップ2:「エンドポイントを追加」をクリック
右上の「+ エンドポイントを追加」ボタンを押すと、登録フォームが開きます。
ステップ3:必要項目を入力
| 項目 | 必須 | 内容 |
|---|---|---|
| エンドポイント名 | 必須 | 管理用のラベル。例:「本番 - 在庫同期」 |
| URL | 必須 | https:// 必須。クエリ・フラグメント不可 |
| 購読イベント | 必須 | 受け取りたいイベントを選択(複数可) |
| 対象店舗 | 任意 | 特定店舗のみに絞る場合に指定。空欄=全店舗 |
| 説明 | 任意 | 運用メモ。チームで共有する用途 |
| 有効/無効 | 必須 | 登録時は「有効」推奨。一時停止したいときは「無効」に切替 |
ステップ4:「作成」をクリック
登録が完了すると、エンドポイントの詳細画面に遷移します。ここで 署名検証用シークレット(Webhook Secret) が初回のみ表示されます。必ずこの時点で安全な場所に保管してください。
重要:Webhook Secret はこの画面を離れると二度と表示されません。控え忘れた場合は再生成が必要になり、その時点で旧シークレットを使った検証は失敗します。
購読イベントの選び方
購読するイベントは、必要なものだけに絞ることを強く推奨します。理由は次のとおりです。
- 受信側サーバーの負荷が下がる
- 処理ロジックがシンプルになる(不要イベントの分岐が消える)
- 監視時のノイズが減る
例えば「在庫同期」が目的なら inventory.changed と inventory.low_stock だけを購読し、receipt.* や campaign.* は購読しないようにします。複数の用途がある場合は、用途ごとにエンドポイントを分けるのが運用上きれいです。
テスト配信
登録したエンドポイントが正しく受信できるか確認するため、開発者ポータルからテストイベントを送信できます。
- エンドポイント詳細画面の「テスト配信」ボタンをクリック
- 送信したいイベント種別を選択
- 「送信」を押すとサンプルペイロードが配信される
- 受信側のログとレスポンスを確認する
テスト配信のペイロードには "test": true フラグが含まれます。受信側で本番処理に流したくない場合は、このフラグを見て無視するように実装してください。
複数エンドポイントの使い分け
1つのアプリに最大20件のエンドポイントを登録できます。よくある分け方の例:
| 分け方 | 例 |
|---|---|
| 環境別 | 本番URL/ステージングURL/開発URL |
| 用途別 | 在庫同期用/会計連携用/通知用 |
| 店舗別 | 店舗ごとに別システムへ送る場合 |
| 優先度別 | 即時処理用と監査ログ保存用を分ける |
編集・無効化・削除
- 編集:URL、購読イベント、対象店舗、説明はいつでも変更可能。次回配信から反映されます
- 無効化:「有効/無効」スイッチで一時停止できます。停止中の期間に発生したイベントは配信されません(保留もされません)
- 削除:完全削除すると元に戻せません。エンドポイント自体は残しつつ無効化するほうが安全です
登録後の確認チェックリスト
- ☐ 受信URLが
https://で外部からアクセス可能 - ☐ Webhook Secret を安全に保管した
- ☐ 署名検証ロジックを実装した
- ☐ テスト配信で
2xxが返ることを確認した - ☐
event_idベースの冪等性チェックを実装した - ☐ 10秒以内にレスポンスを返せる構成になっている
関連ガイド
公開日: 2026-04-27
更新日: 2026-04-27
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