アプリを新規作成する

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レシートローラー API を使うには、まずビジネスアカウントに開発者アプリ(OAuth クライアント)を登録し、クライアントIDとクライアントシークレットを受け取ります。この記事では、登録画面の開き方、入力項目、作成後のクレデンシャルの表示、作成後にできること、よくあるつまずきを説明します。アプリ登録の考え方はアプリケーション登録とはをご覧ください。

前提

  • アプリを登録するビジネスアカウントのプランがスタータープラン以上であること
  • アプリの作成・編集・シークレットの再生成・削除ができるのは、そのビジネスアカウントのオーナーだけです。ほかのメンバーはアプリ一覧と詳細を見ることだけできます。

開発者アプリの画面を開く

  • ビジネスアカウント詳細のメニュー(⋮)から「開発者アプリ」を選びます。
  • または /ja-JP/developers/get-started を開き、ビジネスアカウントを選びます。

画面の URL は /ja-JP/organizations/{ビジネスアカウントID}/developer/apps です。プランがスタータープラン未満の場合は、プランの変更を案内する画面に移動します。

アプリを作成する

「アプリを作成」を押し、次の項目を入力して作成します。

項目 必須 説明
アプリ名はい200文字まで。開発用と本番用でアプリを分ける場合は「(dev)」「(prod)」などを付けると取り違えを防げます。
説明いいえ1000文字まで。
リダイレクトURIOAuth を使うなら必要認可後にコードを受け取る URL を1つ登録します。未登録のままだと認可URLは invalid_redirect_uri になります。
ウェブサイトURLいいえアプリ提供者のサイト。
認可時に1つのビジネスアカウントへトークンを紐付ける既定はオン通常はオンのままにします。オンでは同意画面でビジネスアカウントを1つ選び、トークンはそのビジネスアカウント専用になります。アプリ内で複数のビジネスアカウントを切り替えるモバイルアプリではオフにし、API 呼び出しごとに organizationId を付けます。
公開クライアント (モバイルアプリ)既定はオフAndroid / iOS などのネイティブアプリはオンにします。オンにするとクライアントシークレットを使わず、PKCE が必須になります。サーバーで動くアプリはオフのままにします。
APIスコープ選択してくださいアプリが使うスコープにチェックを入れます。認可時に許可できるのは、ここで選んだスコープだけです。

リダイレクトURIについて

  • 認可URLの redirect_uri は、登録した値と大文字・小文字、末尾のスラッシュ、ポート番号まで完全に一致させます。
  • 登録できるのは1アプリに1つです。開発環境と本番環境で別の URI を使う場合は、環境ごとにアプリを分けてください。
  • クエリ文字列は含めないでください。認可後は登録した URI の後ろに ?code=… が付きます。

詳しくはリダイレクトURLの設定をご覧ください。

スコープの選び方

  • アプリが実際に使うスコープだけを選んでください。
  • user.* のスコープを含めると、アプリは審査待ちになります。紐付けオンのアプリは、承認されるまで user.* を要求すると app_not_approved になります(User系スコープの審査申請)。
  • 紐付けオンのアプリは、user.* とそれ以外のスコープを1回の認可リクエストに混ぜられません(invalid_scope)。両方使う場合はリクエストを分けるか、アプリを分けてください。
  • 存在しないスコープを送ると「次のスコープは存在しません」と表示され、作成されません。

スコープの一覧はAPI認証ガイドとOAuthスコープ一覧と利用可否にあります。

クレデンシャルを控える

作成するとアプリの詳細画面に移り、「認証情報」に次の2つが表示されます。

  • クライアントID: app_ で始まる文字列です。詳細画面でいつでも確認・コピーできます。
  • クライアントシークレット: 作成直後の詳細画面に一度だけ表示されます。画面を離れると再表示できないので、すぐにコピーしてサーバーの環境変数やシークレット管理サービスに保管してください。紛失した場合は再生成します。

公開クライアントとして作成した場合、シークレットは表示されません。アプリにシークレットを設定せず、認可には PKCE を使ってください。保管の注意点はクライアントID・クライアントシークレットの管理をご覧ください。

作成後にできること

開発者アプリの一覧からアプリを開くと、次の操作ができます(オーナーのみ)。

  • 編集: アプリ名、説明、リダイレクトURI、ウェブサイトURL、紐付けの設定、公開クライアントの設定、スコープを変更できます。リダイレクトURIの変更は、次の認可リクエストからすぐに反映されます。
  • スコープの変更: 発行済みのトークンのスコープは変わりません。新しいスコープを使うには、ユーザーにもう一度認可してもらいます。
  • シークレットの再生成: 古いシークレットはその場で使えなくなり、新しいシークレットが一度だけ表示されます。公開クライアントを公開クライアントでなくした場合も、再生成してアプリに設定してください。
  • Webhook の登録: 詳細画面の Webhook の欄から登録します(Webhookで新しい売上を受け取り、Slackに通知する)。
  • 削除: 取り消せません。アプリのトークンと連携もすべて削除されます。

user.* のスコープを含まないアプリでは、詳細画面に、このアプリで最初の API 呼び出しをするまでの手順も表示されます。

よくあるつまずき

症状 原因 対処
開発者アプリを開くとプラン変更の画面になるビジネスアカウントのプランがスタータープラン未満スタータープラン以上に変更します。
「アプリを作成」ボタンがないビジネスアカウントのオーナーではないオーナーに作成を依頼します。
「次のスコープは存在しません」存在しないスコープ名が送られた一覧から選び直します。
認可URLで invalid_redirect_uriリダイレクトURIが未登録、または一致しない編集画面で URI を登録し、認可URLと完全に一致させます。
シークレットを控え忘れた一度しか表示されない詳細画面で再生成します。

次のステップ

公開日: 2026-04-27 更新日: 2026-10-26