アプリを新規作成する

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このガイドについて
開発者ポータルで新しいアプリを登録する具体的な操作手順を説明します。アプリ登録の概念や全体像はアプリケーション登録とはを先にご確認ください。

アプリを新規作成する

レシートローラーの店舗管理画面から開発者ポータルを開き、新しいアプリ(OAuthクライアント)を登録します。所要時間は3〜5分程度です。


前提

  • レシートローラーの店舗アカウントを持っていること
  • 組織のプランがスタータープラン以上であること
  • ログイン中のメンバーがオーナーまたは開発者ロールを持っていること

満たしていない場合は利用開始までの流れを先にご確認ください。


ステップ1:開発者ポータルを開く

  1. 店舗管理画面にログインします
  2. 左メニューから「デベロッパー」または「開発者ポータル」を選択します
  3. アプリ一覧画面が表示されます

メニューに表示されない場合は、プランがフリーのままになっていないかご確認ください(利用開始までの流れ)。


ステップ2:「アプリを登録」をクリック

アプリ一覧画面の右上にある「アプリを登録」または「新規アプリ作成」ボタンをクリックすると、登録フォームが開きます。


ステップ3:必要項目を入力

項目 必須 説明
アプリ名 必須 OAuth認可画面でユーザーに表示される名称。例:「自社EC連携」「家計簿アプリXYZ」
説明 推奨 アプリの目的を1〜2文で記載。認可画面で「このアプリは○○のために△△を要求しています」のように表示
リダイレクトURI 必須 OAuth認可後にコードを返すURL。複数登録可(開発・本番で分ける)
必要なスコープ 必須 このアプリが要求するOAuthスコープのセット。最小限を選択
利用目的・接続先カテゴリ 必須 POS / EC / 分析 / マーケ / 自社モバイルアプリ など、用途を申告
ホームページURL 任意 アプリ提供者のWebサイト。認可画面で「詳細はこちら」リンクとして表示
サポート連絡先 任意 ユーザーが問い合わせるためのメールアドレス。認可画面に表示
プライバシーポリシーURL User系スコープを含む場合は必須 個人ユーザーデータを扱うアプリは必ずプライバシーポリシーを公開する必要があります

アプリ名のコツ

  • 具体的に — 「APIテスト」より「自社EC連携 (本番)」のほうが管理しやすい
  • 環境を含める — 開発・本番で別アプリを登録する場合は「(dev)」「(prod)」を付けるとミスを防げる
  • 2〜30文字 — 認可画面のレイアウトが崩れない長さに

リダイレクトURIの入力

  • HTTPS必須(本番) — http://localhost 以外で受け付けません
  • 完全一致 — 認可URLで指定する redirect_uri は、ここで登録したURIと完全一致する必要があります(末尾のスラッシュ・大文字小文字を含めて)
  • 複数登録可 — 例: http://localhost:3000/callback(開発)と https://your-app.example.com/callback(本番)を両方登録
  • クエリ・フラグメント不可?foo=bar#hash は含められません

詳しくは次節のリダイレクトURLの設定で解説します。

スコープの選択

必要なスコープを最小限で選択してください。「念のため」追加するのはおすすめしません。スコープを追加・削除した場合は、既存のアクセストークンを取り直す必要があります。

  • Store系のみstore.* / crm.* / sns.* / analytics.*) → 即時利用可
  • User系を含むuser.*) → 審査が必要(OAuthスコープ一覧参照)
  • Store系とUser系は混ぜられません — 同一アプリで両方は要求できません。両方扱う場合はアプリを2つ登録

ステップ4:「作成」ボタンをクリック

すべての必須項目を入力したら「作成」または「登録」をクリックします。バリデーションエラーがあれば該当フィールドに赤字で表示されます。


ステップ5:クレデンシャルを保管

作成成功後、クライアントIDクライアントシークレットが表示されます。

クライアントシークレットはこの画面でしか表示されません
画面を閉じるとシークレットを再表示することはできません。必ず以下の手順で安全に保管してください。
  • パスワードマネージャー(1Password・Bitwarden など)に保存
  • 本番運用ではサーバーの環境変数・シークレットマネージャー(AWS Secrets Manager・Azure Key Vault など)で管理
  • Gitリポジトリには絶対に含めない(.env ファイルは .gitignore に追加)
  • 紛失した場合はシークレット再生成が必要で、既存のシークレットは即座に無効になります

クライアントIDは公開しても問題ありません。アプリの設定画面でいつでも確認できます。


作成後にできること

登録したアプリは、開発者ポータルのアプリ一覧から再度開いて以下の操作ができます。

  • アプリ名・説明・URLの編集 — 名前変更や説明の更新は随時可能
  • リダイレクトURIの追加・削除 — 環境追加に応じて柔軟に管理
  • スコープの変更 — 既存トークンは再取得が必要になります
  • シークレットの再生成 — 漏洩時・定期ローテーション時に。古いシークレットは即座に無効化
  • アプリの無効化・削除 — 利用終了時。既存のアクセストークンも無効になります
  • 監査ログの確認 — このアプリ経由の主要なAPIアクセス・トークン発行履歴

よくあるエラー

エラー 原因 対処
「アプリ登録画面が表示されない」 プランがフリー / ロール不足 スターター以上にアップグレード、開発者ロールを付与
「リダイレクトURIの形式が不正」 HTTPS以外(localhost除く)、クエリ・フラグメント含む、絶対URLでない HTTPSの完全な絶対URLを入力(例: https://example.com/callback
「Store系とUser系を同時指定できません」 1つのアプリに store.*user.* を混ぜている 用途を分けて2つのアプリとして登録
「アプリ名はすでに使用されています」 同一組織内で同じ名前のアプリが存在 環境名を付ける等で一意な名前に変更
「プライバシーポリシーURLが未入力」 User系スコープを含むのに必須項目が未入力 公開済みのプライバシーポリシーURLを入力

次のステップ

アプリ登録が完了したら、続けて以下を実装してください。


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公開日: 2026-04-27 更新日: 2026-04-27