独自ドメインのマッピングと DNS 検証

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ストアアプリの Web チャネルは、初期状態では https://app.receiptroller.io/your-store のようなレシートローラー配下の URL で公開されます。店舗様の独自ドメイン(例: app.your-store.com)をマッピングすると、ブランドに一貫性のある URL でお客様にお届けできます。SSL 証明書(HTTPS)も自動で発行されるため、店舗様側で証明書を購入したり更新したりする必要はありません。

本記事では、独自ドメインの追加方法、DNS レコードの設定、検証の流れ、よくあるトラブルシューティングをご案内します。

独自ドメインを使うメリット

  • ブランドの一貫性 — 店舗 Web サイト・名刺・SNS のリンクすべてを同じドメイン配下に統一できます
  • お客様の信頼感 — 「お店の URL」として認識しやすく、フィッシングと間違われにくくなります
  • マーケティングへの活用 — チラシや看板に app.your-store.com のように記載できます。SNS や検索からの流入も計測しやすくなります

事前に必要なもの

  • 店舗様が所有しているドメイン — お名前.com、Google Domains、Cloudflare、AWS Route 53 などのレジストラで取得済みのドメイン
  • DNS レコードを編集できる権限 — レジストラまたは DNS プロバイダーの管理画面にアクセスできること
  • ストアアプリの Web チャネルが公開済み — 既定のレシートローラー URL で正常に表示されている状態であること

サブドメイン vs ルートドメイン

独自ドメインには2つの使い方があります。

  • サブドメイン(推奨)app.your-store.comshop.your-store.com など、ルートの前に何かを足した形式。CNAME レコード を1つ追加するだけで設定でき、メンテナンスも容易です
  • ルートドメイン(裸ドメイン)your-store.com そのもの。ANAME / ALIAS / フラット CNAME レコード など、レジストラごとに対応方法が異なります。ご利用のレジストラがこれらに対応している場合に限り、設定可能です

多くの場合は、店舗 Web サイトのルート(your-store.com)はそのままに、ストアアプリ用のサブドメインを切る運用がおすすめです。

設定手順

  1. 店舗管理画面でドメインを追加:「ストアアプリ」→「設定」→「独自ドメイン」を開き、「ドメインを追加」を押します。設定したいドメイン(例: app.your-store.com)を入力します
  2. 検証用 DNS レコードの確認:画面に検証用の TXT レコードと、本番用の CNAME レコードが表示されます。たとえば:
    • 検証用:_rr-verify.app.your-store.com TXT rr-verify=abc123...
    • 本番用:app.your-store.com CNAME stores.receiptroller.io
  3. レジストラで DNS レコードを追加:ご利用のレジストラの DNS 設定画面で、上記の2レコードを追加します(具体的な手順はレジストラごとに異なります。よく使われるレジストラの設定方法は後述の「主要レジストラ別の設定方法」をご覧ください)
  4. 検証を実行:店舗管理画面に戻り、「検証を実行」を押します。レシートローラーが DNS をチェックします
  5. SSL 証明書の自動発行:検証が完了すると、HTTPS 用の SSL 証明書が自動で発行されます。通常は数分以内に有効になります
  6. 公開:「公開」を押すと、独自ドメインでストアアプリにアクセスできるようになります

主要レジストラ別の設定方法

  • お名前.com:DNS 関連機能 → DNS レコード設定 → 「追加」から TXT と CNAME を追加します。反映まで30分〜数時間
  • Cloudflare:DNS タブ → Add record。CNAME 追加時はプロキシ(オレンジ色の雲)を オフ にしてください(オンのままだと検証が通りません)
  • AWS Route 53:Hosted zone → Create record。Type に CNAME / TXT を選択
  • Google Domains(現 Squarespace):DNS → カスタムレコード → 追加
  • Value Domain:DNS 設定 → DNS レコードの直接編集

表示名がレジストラごとに異なるため、ご不明な場合はレジストラのサポートにお問い合わせいただくか、レシートローラーのサポートまでご連絡ください。

DNS 反映までの時間

DNS レコードを追加してから、世界中の DNS サーバーに反映されるまでには 数分〜最大72時間 かかります。多くの場合は数十分以内に反映されますが、TTL(Time To Live)の設定によっては時間がかかることがあります。

レシートローラーの検証は5分ごとに自動で再実行されるため、すぐに通らなくても少し時間を置いて再確認していただければ問題ありません。

SSL 証明書(HTTPS)

独自ドメインの検証が完了すると、SSL 証明書が自動で発行されます。証明書は Let's Encrypt によるもので、90日ごとに自動で更新されます。店舗様側で証明書の購入・更新・更新忘れの心配は不要です。

HTTP(暗号化なし)でのアクセスは自動的に HTTPS にリダイレクトされます。

複数の独自ドメイン

1つのストアアプリに複数の独自ドメインを設定することもできます。たとえば app.your-store.comshop.your-store.com の両方を設定して、どちらからもアクセスできるようにする使い方です。1つを主ドメインに指定すると、それ以外のドメインからは主ドメインに自動でリダイレクトされます。

独自ドメインを変更・解除する

独自ドメインは後から変更・解除できます。

  • 変更:旧ドメインの設定を残したまま、新ドメインを追加して検証することで、ダウンタイムなしで切り替えられます。旧ドメインに古い URL がブックマークされていても、リダイレクトで案内できます
  • 解除:「独自ドメイン」画面で対象ドメインの「削除」を押します。お客様のアクセスは既定のレシートローラー URL に戻ります

トラブルシューティング

  • 検証が通らない:DNS の反映を待ってからもう一度お試しください。レジストラの管理画面でレコードが正しく登録されているかご確認ください
  • Cloudflare で検証が通らない:CNAME のプロキシ設定をオフ(DNS only / グレーの雲)にしてください。検証完了後はオンに戻しても問題ありません
  • 「SSL 証明書の発行に失敗」と表示される:CAA レコードでドメインの証明書発行が制限されている可能性があります。CAA レコードに letsencrypt.org が含まれているか、あるいは CAA レコードを削除してください
  • HTTPS でアクセスすると警告が出る:証明書の発行直後はキャッシュにより警告が出ることがあります。数分待ってからアクセスし直してください
  • 独自ドメインで開いても従来の URL に戻る:ブラウザのキャッシュをクリアしてからお試しください。それでも解決しない場合は、CNAME レコードのスペルをご確認ください

利用可能なプラン

独自ドメインの利用には、店舗様のプランが スターター以上 である必要があります(プランごとの利用可否は別記事「プランとロールの関係」をご覧ください)。

関連ヘルプ

公開日: 2026-05-25 更新日: 2026-05-25