本番運用のベストプラクティス

本番運用 ベストプラクティス 監視 デプロイ
この記事の対象
レシートローラー連携アプリを本番で安定運用したいチーム向けの実践指針です。

環境を3つ分ける

環境 用途 RRアプリ
本番実顧客・実店舗本番アプリ
ステージング本番リリース前検証ステージング用アプリ
開発日常開発・テスト開発用アプリ(個人別もアリ)

シークレット・データベース・URLすべて分離します。

監視(最低限)

  • API呼び出しの成功率:99%以下で警告
  • レート制限ヒット率:1%以上で警告
  • Webhook受信成功率:99%以下で警告
  • トークン更新失敗:即時通知
  • 署名検証失敗:継続的に発生したら警告
  • 処理キューの滞留:閾値を超えたら警告

デプロイ

  • CIで自動テスト:型チェック、ユニット、API契約テスト
  • カナリア:新バージョンを一部トラフィックに先行投入
  • ロールバック計画:1コマンドで前バージョンに戻せる
  • マイグレーション戦略:DBスキーマ変更は2段階(追加→削除)でリリース
  • 機能フラグ:新機能はOFFでデプロイ、本番でONに切り替え

レシートローラー側のバージョン追従

  • 「お知らせ」を購読しておく
  • Sunset / Deprecation ヘッダーをログに出して通知
  • 非推奨API使用を月次レビューで棚卸し
  • 新APIバージョンが出たら、ステージングで先行検証

障害対応の基本構造

  1. 検知:監視アラートが鳴る
  2. 初動:オンコール担当が15分以内に着手
  3. 影響範囲特定:誰の何が止まっているか
  4. 暫定対応:ロールバック・機能停止・手動対応
  5. 連絡:影響を受ける店舗・ユーザーへ通知
  6. 恒久対応:根本原因を直す
  7. 振り返り:ポストモーテム(責任追及ではなく改善)

ドキュメントを保つ

  • Runbook:よくある障害の対応手順
  • アーキテクチャ図:レシートローラーとの接続点
  • 連絡先:レシートローラーサポート窓口、内部チームの連絡先
  • 環境変数一覧:何の値か・どこから取るか
  • 復旧手順:DB復元、デプロイロールバック、シークレット再生成

テストアカウント・テストデータ

  • 本番アクセスを伴うE2Eテストには、専用のテスト店舗・テストユーザーを使う
  • テスト用クレジットカード番号・テスト用メアドを定数化
  • 本番データを使ったテストは原則禁止(個人情報の取り扱いリスク)

関連ガイド

公開日: 2026-04-27 更新日: 2026-04-27